2011年12月31日土曜日

2011年 大晦日

です!
大晦日、とか書いてみても全然実感がわきません。一年って早いなー!
去年の大晦日は金沢でみんなと年越しして、夜中に学校のグラウンドに遊びに行ったな。たくさん雪が積もってたな~

卒業制作展や個展は悔いの無いように、出来る限りがんばったと思う。
大学の先生や友達、金沢でお世話になった方達とたくさんのお別れをして、ほんとに悲しくて寂しかった
引越しの直前に震災があって、奈良に帰ってからもいろんなことを考えさせられた。自分にできることってなんなのか、全然わからなくて、たくさん考えたけど、だんだん毎日の自分の生活に追われて、考えることが減っていったなぁ。

山の上ギャラリーでの展示は、正直自分の全力を出し切ったと言えなかった。せっかく展示する機会を与えてもらったのに、納得のいく作品ができなかったな・・・悔しい。一緒に展示したメンバーにも申し訳なかった。十分に反省して、後悔をひきずらない!

奈良へ帰って最初のバイト先はやってみたいことだったけど、結局全然合わなくてすぐやめてしまった。
仕事のシフトは全然忙しくなかったのに心がつらすぎて制作できなくなってた。
今の職場が決まるまで、夏の山小屋バイトとかも探したりしたな。いまのとこに雇ってもらえたのは今年一番感謝したいことかも(笑)
今年はお金を貯めよう、と思って最初はお給料の高いところを選んだけど、続かなかったら全く意味ないし、つらい思いをしてまでがんばる必要はないと思った。お給料をもらうといっても、自分の大事な時間お使うわけだし、私は機会じゃないし。

ヴェネチアビエンナーレに行けたこともほんとうにいい経験だった。
学生の作品のレベルが高くて、すごくモチベーションが上がったし、より留学したいという気持ちも大きくなった

7月からの半年は、仕事の毎日だった。
仕事が休みの日と、仕事が終わってから寝るまでの数時間、制作しようとおもえば出来たのに、なんとなくだらけてしないことが多かった。出そうと思った公募に間に合わなくて出せなかった。イタリア語の勉強も、旅行から帰ってきてからあまりしなくなった。
11月は職場の繁忙期で忙しかったのもあるけど、12月は体調崩してちょっとさぼり気味になった。

高橋先生の京都での展示のお手伝いさせてもらえたのが、本当に楽しかった!
朝も早くて、京都まで遠かったけど、向かってるあいだずっとわくわくしてたし、やっぱり自分のやりたいことは美術と関わることなんだと実感した。今の職場に不満はないし、お金は必要だから働くけど、自分が何をしたいのかはっきり実感した。制作する姿勢や作家と周りの人間の関わりとかも勉強させてもらえて、参加できてほんとによかった。

なんとなく一年振り返ってみたけど・・・後悔することが多い一年だった・・・
毎年、後悔の無い一年にしよう!と思うんだけど、今年はなんかほんとにいろいろ・・・だめでした。
自分で選んで今ここにいて、誰かに指図されて毎日生きてたわけじゃないから、不満がや後悔があるのは全部自分のせい。
・・・文章が暗い!!やだ!すみません!

来年は目標と予定きちんと決めて、後悔のない一年にする!
・・・って、いつも思ってて、なかなかできてないんですけど^^;
あと、バイタリティとやらを手に入れたいです(笑)
来年25歳になります!年齢に見合うように心の成長もしたいです。希望と不安でいっぱいです!でもがんばるだけです!!がんばります!がんばれ!

今年お世話になったみなさま、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします^^今年もあと3時間。よいお年を!

2011年11月29日火曜日

パネル作り1

なんとなく思い立ったのでパネル下地の記録です。前にも書いたかもだけど…

パネルを用意(今回はシナベニヤ3mm、約3cmの杉角材(多分)使用)
大きさはS50号↓


 
 
膠(粒状のウサギ膠)70g:水700gで一晩膨潤させたものを用意↓

湯煎で溶かしてパネルに塗る。(膠の温度は熱いお風呂くらい)熱しすぎると膠の固着力が死ぬので注意↓


膠をタテヨコ1回ずつ、2層塗って一晩乾燥。

(やる気があれば)続く。。。

2011年11月17日木曜日

HPりにゅーある

HPをリニューアルしました。

こちら→TANIMU-LAND
Profileの下のリンクからでも行けます


2011年の作品などもアップしたのでご覧ください。
まだ準備中ですが、徐々に人形の画像や趣味の写真なども載せてゆきます

2011年10月31日月曜日

2011Italia Roma Venezia トイカメラ編

Diana miniで撮った写真で
Roma(Vaticano)






Venezia






2011 Roma Venezia

写真追加アップ~

 Roma





Venezia





2011年10月30日日曜日

第26回国民文化祭・京都2011「京の暮らしと文化展-折々のいろどり」

先日お手伝いさせていただいた金沢美大の先生の展示が始まったのでオープニングにいってきました。
とても美しく、静かに落ちつく空間が作られていました。
私的には寝転がって下から覗き込むように見るのがオススメ。光を透過する焼き物でできているのでとても綺麗。

大舩真言さんの作品は平面なのですが、ただ絵を展示しただけではない、空間が作られています。


両作品とも、展示空間が心地良く、いつまでもそこにいたくなりました。
京都にお立ち寄りの方お住まいの方是非行ってみてください。


「COLORS OF SEASONS-大舩真言/高橋治希展」


会期:10月29日(土)-11月6日( 日)10:00-20:00 ※最終日は18:00まで
会場:京都芸術センター     ギャラリー北・南
高橋先生の在廊は明日までのようです。無料です。

2011年10月27日木曜日

2011年10月12日水曜日

Venezia Biennale 2011

イタリアに行った一番の目的はこれ!!
ヴェネチアビエンナーレ!
ずっと見てみたいと思っていたのと、今年の日本館の作家が束芋さんということもあって絶対今年行こうと思っていたのです。

どんな感じで開催されてるかもわからなかったので、とりあえずArsenaleとGiardiniというメイン会場と、大学の先生オススメの関連展を廻りました。(つまりそれ以外は見れなかった・・・)

Arsenaleで気になった作家↓
Emily Wardill
Elisabetta Benassi
Elad Lassry
Urs Fischer

Giardiniで気になった国(作家)
韓国(Lee Yongbaek)
オーストリア(Markus Schinwald)
ドイツ(Christoph Schlingensief)
日本(束芋)

<関連展>
Anish Kapoor
イタリアアカデミア学生選抜展


見てよかったー!と思ったのは束芋とアニッシュカプーア、学生選抜展。
束芋はちょっと不気味な雰囲気とか、色や絵の感じがとても好き。映像を見てるというより包まれてるような感覚。スクリーンのサイドの鏡が空間を無限に感じさせた。
カプーアの竜巻は教会という空間にすごくあってるなと思った。すごく大掛かりな装置が教会の邪魔になってるなぁと思ってたんだが、巻き上がる煙が光を浴びると天へのぼる光の道みたいに見えて、バックの祭壇と合わさってすごく神々しかった。
見てよかったというよりはすげーーと思ったのはドイツ。会場自体が教会みたいになってて、そこに流れてる映像が人間の出産シーンで衝撃的だった。

意外と(・・・?)アカデミア選抜展がすごくよくて、学生だけどクオリティの高い作品ばかりだった。し、ひとつすごく好きな作品があった。正直ビエンナーレの中で一番好きだと思った作品。ここを見てほんとによかった。
モチベーションがあがったし、自分もっとがんばらなあかんわと思った。


ビエンナーレじゃないけど、Punta della doganaの、ポルケの絵が、ぱっと見全然好きじゃなかったんやけど、よく見れば見るほどおもしろくて、素敵だった。

古典的な美術のイメージだったイタリアですが、現代美術もとても楽しめました。まぁ、、比べるもんじゃないけど。



写真や動画いっぱい撮ったけど使用していいのかわからんので自重します。
以下サイトにビエンナーレの写真載ってるので興味がある方はのぞいてください
http://www.art-it.asia/u/admin_expht/NlnvYRAp7heXcrd5Syou/?lang=ja

2011年10月11日火曜日

2011.10.3~9 Roma,Venezia

イタリアのローマとヴェネチアに行ってきました!
ちょっとですが写真をあぷしまする

ROMA






サンピエトロ大聖堂




VENEZIA







犬と遊ぶカメリエーレ。暇なの・・・?

Punta della dogana(現代美術館)の「カエルを持つ少年」の尻とサンマルコ広場の鐘楼
この構図で写真を撮った観光客はそうはいないだろう。ふふん
と勝手に思っている。この構図で写真撮った人いるなら友達になりたい

今回は二度目のローマヴェネチアだったので、なんだか懐かしいな~と思いながらの旅でした。
今度行くときはゆっくりお絵かきの旅がしたいな。

2011年9月17日土曜日

特別展「磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才」

これがもうすごいとしか言えなかった。すごい。
画集で見たことはあったのですが、正直リアリズムってなにを表現したいのかよくわからなかった。というのも画集見てるだけだと、モチーフをただ見たまま、写してるだけに見えて、それだったら写真でいいじゃん・・・?と思ってたのですが。
実際絵の前に立つと、尋常ではない人間の力を感じた。
写真でこんなに鳥肌が立ったり涙が出たりするものが作れるだろうか。
「写実をつきつめるとそれはもう写実ではない」という解説の言葉が
すごく心に残りました。

よく見ると人物の髪の一本一本、細胞の一つ一つまで描かれていて、かと思えば輪郭がはっきり描かれていなかったり、ほんとにただ描き写してるだけではなかった。
油彩もデッサン同様細部まで細かく細かく描かれてて、そして色がとても綺麗だった。私が特に感動したのは肌の色。絵を通り越して、実際人間の皮膚を見ているような美しさでした。いや、実際の人間より美しかった。

ふと自分の絵や描写力を思い出してものすごくへこみました・・というか今もへこんでいる。もっともっと、もっともっともっと・・・努力しないとだめだとわかった。


クロッキーも数点展示されてたんだけど実はそれが一番テンションあがった。
線がめっちゃくちゃかっこいい!!!さらっと一本のせんで、でも的確に形をとらえてて、線の種類や強弱を変えて、描き込んでるわけじゃないのにものすごく力強かった。全身鳥肌立った

久しぶりに油絵っていいなと思った。
というか絵の前から離れられなくなったのが久しぶりだった。
ほんとうにいい展覧会だった。


わざわざ東京に見に行って発覚したのだが、なんと奈良に(しかも奈良にだけ)巡回するらしいので・・・(全く宣伝されてないのはなんなのなんでなのまじ奈良県・・・)
関西方面の方・・もしくは東京で見れなかった方など是非見たらいいと思います。
ていうか絵描きは見るべきだとおもうんだ・・・

奈良に来てる間また見に行く。
一日かけてみる

奈良県立美術館(10/22~12/18)へと巡回

23.9/14,15 東京横浜のたび

行ってきた↓

ヨコハマトリエンナーレ
磯江毅(いそえつよし)展
Kanazawa Satellite Art Project 2010-2011 鈴木浩之展・2011金沢美大OB東京・銀座‐金沢大展覧会『映像展』
わart展

ざっと感想など。。
ヨコトリはメディアを使った作品が多いな~というかんじでちとつかりた。
いいなと思った作品の作家↓
ミルチャ・カントル(Mircea CANTOR)
ダミアン・ハースト(Damien HIRST)
チョン・ジュンホ(JEON Joonho)
ウーゴ・ロンディノーネ(Ugo RONDINONE )
トビアス・レーベルガー(Tobias REHBERGER)
芸術祭というと瀬戸内や越後妻有のほうがいいなーというかんじ。

赤レンガ倉庫でごはん食べました

でむ撮影^^


大学の先生の衛星作品も見に行って、自分も撮影に参加したのが作品になってて不思議なきもち(笑)先生には東京でとってもとってもお世話になりました。
金美生&金美OBの作品展わart展も彫刻の先輩と見に行ってきたのですが。まぁそれは。うん^^という感じで
でもせっかくの機会なので参加すればよかったなとも思いました。
まぁしかし東京は人とビルばっかりでどっっっっと疲れた。

礒江毅展は別記事を書きます~。

2011年9月9日金曜日

9/6sora

写真整理してて気づいたのだが最近同じような写真しか撮ってない!
自分の好きな雰囲気やら構図やら色やらあるけど、ずっと同じ設定で撮ってたので色の設定とか変えて撮ってみた。
被写体は相変わらず空。

このへんはいつもの設定↓




赤みをおさえて、オレンジと青、
緑系を強く、コントラストも強く設定↓
ちょっと影の黒がきちゃない



コントラストうすめた↓



最近写真に対する興味が前より増したなーと思うのはやっぱり仕事の影響だと思う。よくも悪くも影響をもらっている・・・
(絵より写真にかけてる時間のが多い・・・)

デジカメで撮れるヴィヴィッドな色の綺麗な写真もいいけどトイカメラとかで撮った味のある写真も素敵だなと思うこの頃。。
ので、トイカメラ買う決心した。
イタリア行くまでに色んなフィルム試すだー!

2011年8月30日火曜日

なんだかなんだか


こっち帰ってきてからなんか色んなことにものすごく焦って大事なことが見えなくなってて結局なにもできてなかった。
この5ヶ月ほど、色々あったけど私の中で何も前進はしてなかった。むしろ後退したかもしれない。後退が必ずしも悪いことと思わないけど、5ヶ月自分振り返ってみたら、何をやってたんだろう、って思った。ほんと、何をやってたんだろう。
今年はできるだけ公募展に出そう!と思ってたけど、作品制作の本質を忘れて、出すことだけが目標になってた。
そうじゃないやろ。
挑戦は大事やけど、一番大切なんはそこじゃない。
いい作品を作る。これができてないのに、挑戦もくそもないやろ。
と思った。
自分と戦う事をあんまりしてなかった。そんなんで成長するわけないし、いい作品ができるわけない。
ゆっくりゆっくりでも、確実に何かを積み上げるべきやった。また何ヶ月後に自分を振り返った時、またこんな気持ちにならないように。


明日で八月終わるだよ~